おすすめ本

ロッタちゃんのひっこし

児童書…というか童話であります。タイトルはよく聞いたことがあったが、主人公が女の子ゆえ、何となく子供のころから敬遠していて、手に取ったことはなかった。でも、考えてみると「赤毛のアン」なんて、やっぱし子供のころにはタイトルからして読む気がしな…

積読 しかし、生来のビンボー性ゆえ、多少まとまった休みが取れると思うと、読めるわけないとは知りつつも、ついつい本を買い込んだりしてしまうのだ。 今年、年末頃に買い込んだのは「ウルトラ・ダラー(手嶋龍一)」「生物と無生物のあいだ(福岡伸一)」「壊…

新薬、ください!★★★★★

ふと立ち寄った駅前の本屋で、新刊を眺めていると、ふと視界の隅をよぎった名前がある。ん!? 平積みされている本の著者名に、大学のクラスメートの名が…。手にとって確認すると間違いない。彼である。 彼は日本テレビでカメラマン兼ディレクターをしており…

手紙★★★☆

泣かせ本?? 東野圭吾のベストセラーの文庫化である。NHKでドラマ化されたほか、現在映画が劇場公開中。同僚のAさんから借りて、一気に読みました。 ちなみにAさんは、とても涙もろい。以前、出社したAさんの目がやたら腫れているので、どうしたのか訊いたら…

国家の罠

図書館通い 最近、毎週のようになっちゃんを図書館に連れて行っている。少し前までは、声を出して絵本を朗読していたなっちゃんであるが、最近だいぶ本が読めるようになってきた。それに、いつの間にか「黙読」できるようになっている。 図書館に連れて行っ…

風の影(上・下)

これは傑作です 久々の「お勧め本」カテゴリー。本はコンスタントに読んでいるのだが、何せ夜中に読むか通勤の短い車中でのツギハギ読みが多く、なかなか「読書した!」と感じられることはない。 そんな中、久々出会った「傑作本」である。 作者は「カルロス…

ウェブ進化論/梅田望夫著

産業革命以来の劇的な変化 ちょっとまじめな話。 ここのところ、パソコン、インターネットや携帯電話の普及で社会が劇的に変わって来ていることを実感している。それは、電車の中で「ケータイ」を開いて画面を見ている人の数が尋常でないというような日常風…

毎日かあさん

年末年始、観た映画や読んだ本がいくつかあったのだが、気忙しくてアップしていなかったので、ぼちぼち紹介したい。 中でも秀逸だったのが、「毎日かあさん(カニ母編)」と「毎日かあさん(お入学編)」である。手塚治虫文化賞、文化庁メディア芸術祭賞を受賞し…

シャドウ・ダイバー

海禁断症状 最近また「海見たい禁断症状」がでてきた。思えば前回海に行ったのは、ひと月前の「なっちゃんと2人で九十九里ドライブ」が最後である。近々、湘南あたりにでも行きたいなあ。 だからという訳ではないが、久々に海が題材のノンフィクションを読…

月の砂漠をさばさばと

実はブログのコメントから 北村薫の本を読んだのは、初めてである。そもそも、名前からして、女流作家かと思っていたくらいだ。 実はこの本、僕のブログを読んでくれた方が、我が家の雰囲気がこの本に似ているとコメントを下さったので、手にしたものなのだ…

夜のピクニック

「夜ピク」である。本屋大賞1位とかいうので、つい読んでしまった。何せノスタルジーの魔術師、とか帯に書いてあるのだ。いかにも自分が好きそうである。 で、読んで正解でした。 いつまでも読んでいたい、という売り文句は、本当だった。真ん中くらいまでは…

ココロの栄養

この間書いたけど、しばらく音楽とも無縁の暮らしをしていたせいか、先日たまたま聴いた「スキマスイッチ」の「雨待ち風」がひどく心にしみこんだことにすこし驚いた。もう聴き慣れてしまったけど。かつては、佐野元春とか、サザンとかが思わず涙ぐむほど心…