ピカピカの一年生

okasurfer2008-05-02

入学式

 とうとうなっちゃんも小学生!
 4月7日は午前中仕事を休み、入学式に出席した。1年生は全部で3クラス、一クラスあたり約30名である。同じ保育園の子が5人いるのだが、ドキドキのクラス分けの結果は、残念ながらなっちゃんだけ別のクラスになった。かわいそうに、見るからに不安そうな面持ち。
 親子で教室に集合したあと、体育館で入学式が行われた。国歌斉唱、校歌斉唱、校長先生のあいさつ、PTA会長のあいさつ…。何か、懐かしいなあ。自分が小学生の時の記憶が鮮明なだけに、何だかタイムスリップしたような、デジャブを体験しているような、不思議な感覚であった。40間近のオヤジが図々しく何を言ってるのか、と思いますけどね。

新しい生活スタート

 学校生活が始まってみると、保育園とは勝手が違い、まず親が働いていないことが前提になっている。イキナリ「明日、空のペットボトル持って来い」とか、あさってまでに雑巾を縫ってこい、とか、山のようなプリントを提出させられたりとか。当然保護者会やら各種の集まりも平日昼間。まあ、ウチのクラスの場合、学童保育に通う=両親とも働いている児童は2人しかおらず、共働きがマイノリティーとなるので仕方ないといえばそれまでだけどね。
 なっちゃんはといえば、まだまだ慣れないらしく、朝は元気に出掛けて行くものの、夜寝るときになるとちょっとめそめそ。「体育がいやなの〜」とか、「○○ちゃんが意地悪なの〜」とか…。保育園は、文字通り家庭代わりの生活の場だから、友達はみんな兄妹みたいなもので、いろんなタイプの子があまりストレスなく共存している感じだったのだが、学校はそうは行かないわな。
 学童保育は、6時まで預かってくれるのだが、その場合親が迎えに行く必要があるので、当面は妻のフレックスタイム活用で乗り切っている。先日はなっちゃんに鍵を持たせ、5時に帰らせてみたのだが、やっぱり親が帰るまで1人で留守番ってのは1年ボウズにはかわいそうである。兄妹がいればよかったのに!!と今さらながら思うこと仕切りである。とはいえ今からもう1人、ってのは、いろんな意味での負担や社内的責任が増していることなんかを考えると躊躇してしまう。
 はっきり言えるのは、「子どもは二人以上がいい!」「二人目は出来るだけ早いほうがいい!」ってとこかな。

親もいろいろ

 当日記の更新はかれこれ一か月ぶり。本日は無理して休暇を取り、骨休め中である。
 4月に異動があり、慣れぬ仕事と子どものケアで心身ともにぐったりしてしまい、帰宅後にパソコンに向かう気力が全く湧かなかった。世の中、30〜40代は酷使されるのよね。妻も仕事が忙しくなり、学童への迎えと家事でバタバタしている中、ダンナが平日の家事をなかば放棄しているので、若干切れ気味であります。
 ともあれ一度しかない人生、前向きに生きようと再度決意している今日この頃。

新年度

 とうとう4月である。
 なっちゃんは今日から学童保育開始。
 妻によると、6年間通った保育園のアットホームな空気を離れて基本的に放置プレーの学童に行き、なっちゃんはすっかり疲れ切ったらしい。同じ保育園出身で同じ学童に通う子は3人しかいなかったのだが、残り2人はいずれも途中で泣き出してしまったそうだ。うちの妻が休暇をとってなっちゃんを4:30に迎えに行くと、迎えがまだのMちゃんは1人残されるのが耐えられなかったらしく大泣きしてしまい、結局妻はそのおともだちのママが帰ってくるまで学童に一緒にいたらしい。やっぱり子どもにはストレス大のようだ。力づけてやりたかったのだけど、今日は残念ながら会えなかった。
 自分も本日から予想だにしないポストに異動となり、新たな修行生活?に入ったわけだが、なっちゃんもそれは同じ。まあ、負荷を与えないと人間は成長しないからな。どちらが先に慣れるか、競争である。
 来週は入学式。保育園のケアが受けられなくなるこの時期は「小1の壁」などといわれ、ここ1〜2年は共働きには厳しい毎日となるが、新たな世界に飛び出していく娘をしっかり応援していきたい。ちょうど桜も満開だしね!

okasurfer2008-03-24

コスプレ演奏会

 土曜は、なっちゃんのピアノ発表会。年に一度の晴れ舞台である。
 今年は、ばあばがシンデレラまがいのものすごいフリフリなドレスをインターネットで買ってくれたので、なっちゃんはすっかりお姫様気分。格好ばかりすごくて技術がついていかないのではみっともないので、それなりに練習して、まあ聞かせられるレベルまでは上達した。
 会場は、代々木の小さな貸しスタジオ。すぐに、生徒20人ばかりと、その家族でいっぱいとなった。我が家もしっかり両方のおじいちゃん・おばあちゃんが見に来てくれたのだが、他人のシロウト演奏は耐え難かったらしく、皆なっちゃんが終了した頃に途中退席。おいおい…
 なっちゃんは、一曲だけ途中でつっかえたものの、独奏×2、連弾×2曲をつつがなく終了。がんばったものである。パチパチ。
 何にせよ、このよーな派手なコスプレで舞台に立てるのは、まあ保育園までかなあ。良い思い出になったと思います。

肉宴会

 土曜の夜は、近所の高級焼肉店「東京園」にて打ち上げ。6年住んでて、はじめて入った。なっちゃんの卒園と、ピアノ発表会終了と、ママの6年間お疲れ様を兼ねてちょっと奮発してみた。実は卒園式の週に企画していたのだが、前述のとおりノロorロタウイルスにヤラレてダウンしたため、ようやく実現の運びとなった由。さすがに「牛角」とは違い、ウマかった〜!ウチは下戸ばかりなので、コストも目の玉が飛び出るほどではなく、ちょうど1諭吉。たまにはいいなあ。また行こっと。
 さてあとはなっちゃんの入学式を待つばかり!
 卒園式、ピアノ発表会と立て続けに大イベントが続き、若干燃え尽き症候群気味の我が家でありますが、まもなく激動の4月であります。

奇病蔓延

 保育園は卒園したものの、まだまだ通園中である。残すところあとわずかと思えば、めんどくさい送迎も何だか貴重なものに思えてくる。そんなわけで久々迎えに行ったら、守衛のおじいさんにはすっかりお見通しで、「お、残り少ないから来たな!」と言われてしまった。そうですとも。ええ。
 先般、消化器系に来るひどい風邪にヤラレたが、どうもこのウイルス、形を変えながらいまだにしぶとく生き残っているらしい。どうやら保育園のパパママの間ではまだ流行っているようなのだ。自分はほぼ復活したのだが、そのあとも同じクラスの保護者が次々に倒れたとの情報が入っている。しかも長引くのだこれ。自分だけ妙な病気かと思ってちょっと心配したのだが、皆には悪いけどちょっと安心したぞ。それにしても、こりゃあひょっとして北朝鮮の陰謀か!?と思わせるような蔓延ぶりである。新型インフルも怖いが、ノロ&ロタも相当怖い。くわばらくわばら…

余韻に浸るひとびと

 先般、卒園式は終わったが、ママ達は皆さんはなれがたいようで、毎週のように集まっております。
 写真担当だったワタクシは、プロカメラマンをしておられる保護者が撮ってくれたCD8枚分に及ぶ膨大な写真と、自分が撮ったシロウト写真など計1500枚を圧縮しCD-Rに焼付けて皆に配る作業がようやく終わり、何となく手持ち無沙汰。
 そうこうしながらも、入学準備を着々と進めないといけないのよね。先週は学童保育の保護者会に行ったが、明朝は、毎朝一緒に通学してくれるお兄ちゃん・おねえちゃんの面々と顔合わせである。いよいよだなあ。
 なっちゃんにとって(親にとってもだけど)全く新しい生活のはじまりは、もうすぐ。ついでに自分の異動も、もうすぐ。
 何だか、春ですね!!

okasurfer2008-03-15

とうとう卒園

 3/8(土)は、なっちゃんの卒園式だった。
 さらっと「卒園」というけど、…感慨深い。
 何せ6年間、文字通り雨の日も風の日も雪の日も、朝8時すぎから夜の7時まで、毎日通ったのである。小学校の6年間どころの話ではない。
 この間、実にいろいろあった。特に2歳くらいの時までは、とにかく体が弱く、毎週発熱したりして難儀した。数ヶ月熱を出したり止んだりを続けたのち、とうとう肺炎で緊急入院し、酸素ボンベの付いたICUの小さなプラスチックの箱に入れられたときは、本当に身を切られるような思いをしたものだ。
 夫婦交代で休みを取ったり、両方の祖母に交互に頼んだりしながら、ここまでどうにか乗り切った。
 ここ数年は、まだ通院はしているもののすっかり丈夫になって、よくここまで成長してくれたものだと思う。
 最近は、妻の仕事が融通の利く部署になったこともあってすっかり保育園の送迎は妻任せ。忙しい仲よく毎日がんばってるものだと感謝している。(時々ブチ切れられますが。)

涙と笑いの?卒園式

 式は、各自好きなBGMをバックに親子で舞台に上がり、挨拶をして始まる。なっちゃんは、キャンディーズの「春一番」をチョイス!皆選曲は個性的だったが、中にはダースベーダーの扮装をし、例のテーマ曲で舞台に上がったツワモノ親子も。
 いろんな子の挨拶を見ながら、みんな大きくなったな〜、と思っているとついつい涙腺が緩みそうになるが、笑いを誘う挨拶があったおかげで何とか我慢した。でも、在園児の送る歌や、なっちゃんたちの「さよならぼくたちのほいくえん」などの歌を聴いたら、ちょっともうダメであった。。

 最後は、子どもたちひとりひとりがキャンドルに火をともしてもらい、順番に退場。
 誰もいなくなった舞台を見ると、やっぱり寂しさがこみ上げた。本当に良い保育園だった。6年間ありがとうございました。
 (…でも、両親が働く子たちゆえ、結局3/31までフルに面倒見てもらうことになるんだけどね。)

練習の成果が

 さて、涙の卒園式は無事終わり、第二部はママ達が半年間練習してきたチアリーディングの披露。毎週ダンナを放置して練習してきただけあり、なかなかの出来栄えだった。観客にも大うけし、束の間のサークル活動はとりあえず成功だったみたい。
 しかし彼女ら、卒園式だけでは物足りず、謝恩会場でも再度踊りを披露していた。そりゃあ、この歳であんな格好して踊れるなんて思っても見なかったんだろうけど。(似合ってる人と少々辛そうな人がいたのは否めないが。。)

そして夜は更けゆく

 謝恩会まで終わったら、当然ママたちは子どもをパパたちに預けて女性だけの大打ち上げ大会に突入した。
 というわけで、一部のパパたちと、ママ不在のMちゃん宅にお邪魔し、別室に子どもを放し飼いにしておいて飲み会となった。おつまみは、Mちゃんパパがささっと料理してくれる。思えば、子どもがいなければこういう地域のつながりは生まれなかった訳で、なっちゃんに感謝である。
 小学校に上がって、みんなバラバラになるけど、ずっと仲良くしていけるよね!

平日に斃る

 ひさびさ爆死しました。
 先週なっちゃんが風邪をひき、親を頼って乗り切ったのだが、今度はこちらがもらってしまった。
 保育園内で次々に子どもらがノロだかロタだか知らぬがウイルスの餌食となり、9度の熱を出しお腹をヤラれ、その親がまた餌食となる悪循環が繰り返されているとの情報が刻々入っており戦々恐々だったのだが、近頃光合成不足で新陳代謝が低下しているところをヤラレタ。
 いつも言ってるが、何でこう、子どもの風邪はうつされると強烈なのか。
 月曜夜から何か調子が悪いなーと思ってたらもうその夜はキモチワルくてほぼ眠れず。火曜朝はスーツを着てみたものの、悪寒とキモチワルさと頭痛と関節痛でやっぱり断念。。熱を図ると8度超。風邪症状のデパートメントと化し、そのまま寝込む。
 どーしてもやらなければいけない仕事があり、水曜に出勤したがやっぱり限界で15時には退散した。情けないな〜〜。子どもの風邪で休むことはあっても、自分は大抵土日に風邪ひくシステム?になってた筈なんだけど。

お世話好き

 唯一うれしかったのは、パパが熱出して寝込んでたら、なっちゃんが甲斐甲斐しく水を持ってきてくれたり、ママのむいたりんごを持ってきてくれたり、本を読んでくれたりしたこと(ホントは読み聞かせを聞くのは辛かったのだが…)。
 水曜夜にようやく無理して起き出して1人さびしく味噌おじやをこしらえ、久々に胃にごはんを投入。何とか本日は通常通りの出勤となった。
 まだ本調子ではないがようやく回復軌道に乗ったようだ。

週末はついに

 土曜はついになっちゃんの卒園式!風邪ひいてる場合ではない。妻は毎晩ビニールで作ったボンボンを振り回し、ゴリエのチアリーディングの真似事をしている。土曜が過ぎればようやくこの騒ぎからも開放されることになります。めでたし。
 当のなっちゃんは、卒園式をどう思っているのだろう。とりあえず、卒園式終了後に、謝恩会で太巻きが食べられることを異常に楽しみにしていることだけは確かなのだけど。

料理日和

 土日は強風が吹き荒れたこともあり、家事&読書なぞでまったり。

 土曜の昼は、厚揚げとかぶの葉、しらすとベーコンを使った余り物利用の変り種和風スパゲッティをつくり、夜は玉ねぎを30分じっくり炒めたハンバーグをこね、日曜の夜は妻の実家から譲り受けた年代物の圧力鍋を使って豚の角煮を作った。最近、平日家事をサボり気味なので罪滅ぼしですな。
 しかし、圧力鍋、いいね〜。省エネにもなるし、何より時間短縮。角煮なんか、普通の鍋で4.5時間のところを1時間強だからね。もっと早く使えばよかったなと思うことしきり。

おてがみシリーズ

 なっちゃんの「おてがみシリーズ」は、まだまだ続く。
 保育園のクラスメートのママからメールがとどいた。「なっちゃんがウチのSにくれたお手紙が超おもしろいので、内容を内緒で送ります」だって。どれどれ。
「Sちゃんへ Sちゃんはしょうがっこうにいったらなにがたのしみ?
わたしはとくにないね。うんどうぶそくだし、Sちゃんはうんどうもできるからなにかうんどうとかしたらいいんじゃない? なつきより」
 「わたしはとくにないね」って…。もう悟り開いてんじゃねーかよー!!6歳児恐るべし。Sちゃんのママ的にも、ここが一番ウケたらしいが、親としては複雑だよね、だって。
 それとなくなっちゃんヒアリングすると、「おともだちができるのはたのしみだけど、なっちゃんはべんきょうがきらいなの!!」だって。まあ、それなら分かるけど。
 何か最近文章が上手くなってきたぞ。なっちゃんは本好きで、理解してるかどうかは別としてやたらすごいスピードで本を読みまくる。週末に図書館に連れて行くと、5〜6冊借りるのだが、その日のうちに読んじゃうのだ。今週は、フランダースの犬十五少年漂流記名犬ラッシー、小公女、ドリトル先生物語、ほかを借りてあげたのだが、もう読み終わってるし。。6才児だけに吸収力はすごいので、いつの間にかけっこう語彙が増えて、文章もこなれてきたのかな。
 さて今日は、机の上に「だれもみてはいけないはずかしいしんぶん」「これはびっくりぎょうてん あたまにはたけ」なる二つの怪文書が…。「誰も見てはいけない」といわれても。しかし、「なっちゃんだけのひみつのにっき」といい、何かタイトルが絵本みたいでキャッチーなんだよなあ。
 ちなみに、将来の夢は最近まで「小説家」だった。友達とかぶったので、「アナウンサー」に変えたらしいけど。
 何にしても、夢いっぱい。若いって、いいっすね〜!