毎日かあさん

 年末年始、観た映画や読んだ本がいくつかあったのだが、気忙しくてアップしていなかったので、ぼちぼち紹介したい。毎日かあさん カニ母編
 中でも秀逸だったのが、「毎日かあさん(カニ母編)」と「毎日かあさん(お入学編)」である。手塚治虫文化賞文化庁メディア芸術祭賞を受賞したので、知ってる人も多いと思うが、一言で言うと子育てまんがである。
 ご存知「恨ミシュラン」の西原理恵子作なので、下品だし超毒舌、絵はヘタウマ。
 でも、実に深いのだな。基本的には子育てを通してのドタバタを描いているのだが、腹を抱えて笑いながら、不覚にもほろりとさせられる部分多数。西原氏は、露悪的ではあるが、本当は根の優しい人なんでしょうな。
 子育てしたことのない人に是非読んでほしい。子育て中の人には、これはもう、必読の書ですね。