インサイド・マン★★★☆

　スパイク・リー監督。でも意外と普通の人向けだった。
　なかなかスタイリッシュだし、犯罪映画で人が死なないのはいいね。
　なかなか面白かったが、根本的なところで納得いかない部分があるのだ。

• 何でそもそも犯人は、犯行に至ったのか？動機は何なんだ？目的は？犯人のプロフィールが不明なので、その辺の説得力なし。
• 犯人たちは、何であそこにアレがあることを知ったのか説明してくれ！そもそも、「金銭が目的だ」と言いながら最終的にアレを自分のものにしないということは、アレのほかにも貸金庫に金目のものが入っているとあらかじめ知っていないと犯罪を起こす意味が無いはずだがなあ。
• 市長や、ジョディフォスターの位置づけがようわからん。
• 銀行の会長は、犯人を知らないのに何で彼らが金でなくアレを狙っていると判ったんだ？

消化不良ですが、これは別に話が難しいとからいうわけでなく、単にシナリオが中途半端なだけである。
でも、退屈はしないし、見てて楽しいので★は3.5であります。

何だかイライラ中につき、双方とも辛口！！すみませぬ。