クリームコロッケにトライ

料理ざんまい

 いい加減「まいうー」というフレーズも死語と化しつつあるのでヤメたいのだが、とりあえずタイトルを考えるのがメンドイので今日はそのまま。
 連休3日目は、天気が悪いのになっちゃんと二人きりという、嬉しくないシチュエーションである。おまけに夏が終わったということもあり何だか気分が鬱。こういう時は、気合入れて料理するしかない。
 まず昼食は定番の「ボンゴレビアンコ」で気持ちを落ち着ける。なっちゃんも大好物だからして、一石二鳥。
 料理はある種、理科の実験的なところがあると思っている。素材の性質を考えながら作ると、どうしたらおいしくできるのか、何となく推測できるもの。それを実際に試してみて、上手くいったときの自己満足がタマラナイのだな。これで食べてくれる人が「おいしい!」なんて言ってくれようものなら、こちらとしてもますます図に乗る、という図式ですな。
 例えばアサリで言うならば、あまり加熱すると身が縮んでしまい美味しくない。そこで、口がひらいたら加熱をやめて一度火から下ろす。そうすれば、フライパンに残ったあさりの旨みたっぷりのスープにパスタを投入したあと、心置きなく過熱して麺に味を絡ませることができるというものである。

夕食はクリームコロッケ

 さて次は、クリームコロッケである。
 もともとポテトコロッケは、一定程度極めた(?)経緯がある。以前赴任先で、人んちでの飲み会に大量にコロッケを作って持ち込んだ(しかも3種類)ことから、一時期「コロッケ名人」のネーミングを戴いたこともあるほどだ。
 だけど、クリームコロッケはなんだか面倒なイメージがあったので作ったことがなかった。好物なんだけどね。この際、作ってみっか!
 まずは録画した「ドラえもん」のビデオを上映し、なっちゃん妨害工作を封じてから料理開始。揚げたとき爆発すると怖いのでホワイトソースを濃い目に作り、マッシュルームとチキンを炒めて投入。初めてなので、小麦粉をふるいにかけ、失敗の無いよう万全を期す。冷蔵庫できっちり冷やして5時間、上手い具合にタネが固まった。そこへ衣をつけ、冷蔵庫で馴染ませることおよそ1時間。アツアツを供するべく、わざわざオクサン帰宅のタイミングにあわせて180度の油でキツネ色に揚げ、完成!ついでに、余らせた玉ねぎのみじん切りを活用してタルタルソースを作成。

 いや、これは…、ウマ〜!今にして思えば、写真は断面を撮るべきでしたね。
 新たなるコロッケ伝説誕生の瞬間である。オクサマとなっちゃんもお気に入りのご様子。ひょっとして、主夫に向いてんのかな?料理でストレス解消できるってのは安いよなー。
 しかし、エラく手間と時間のかかる料理であった。当面の間作らん…。