オリジナル四川風マーボー豆腐

自己開発!

 マーボー豆腐好きである。何ていったって名前が良い。「マーボー」ですよ。意味は・・・知らない。

 安いし簡単だし、一人暮らし時代から良く作っていたメニューなのだが、それまではカアチャン直伝の家庭風マーボーだった。
 ところが以前、お台場のマーボー豆腐専門店で食べたマーボーが、今までにない味だったのだ。個々の席にティッシュが置いてあって要するに辛いのだが、ウマイ。さっそく店にあったパンフレットを熟読すると、どうやらキモは「牛ひき肉」「中国山椒」にあるらしい。汗をかきかき食べて味を分析(?)し、材料を考え、家でいろいろ試して到達したのがオリジナルレシピの四川風マーボー豆腐である。
 今まで何人かに食べさせたが、これがすこぶる評判が良い。仕事首になったら、マーボー屋で食ってこうかと思うくらいだ。

秘伝麻婆豆腐の作り方

 好みもあるけど、麻婆豆腐がおいしい店って意外と少ない気がする。かといって、有名シェフの名が付いたバカ高い店で並ぶなど絶対ヤダ。大体、マーボー豆腐なんか、トーフとひき肉で作るわけで、千円も出したら10人前作れるぞ。
 というわけで、下記の秘伝に従えば、プロの味を超えるのは簡単です。 

  • ふつうマーボーって、豚挽きで作りますよね。これをまず、牛挽きまたは合挽きに変える。
  • 豆板醤は、多めに。先に油で炒めると、香りが出る。
  • 味付けに使う調味料は、トウチ味噌、テンメンジャン、中華スープのもと(ペースト状のやつ)、酒、ごま油、ラー油、隠し味にしょうゆと砂糖少々・・・くらい。
  • ひき肉は、テンメンジャンと一緒に炒める。

  • で、花椒(中国山椒)をすり鉢で砕いて、最後に入れる。これが決め手。これが無いとダメです。好みで、食べる前にもまぶす。ちなみに、挽き肉、ねぎ、にんにく、しょうがを炒める前に、花椒を油で炒ってから実を捨てると、油に香りが移ってgood(最近は面倒だからあまりやってないけど)。

なっちゃんも大好物

 うちのなっちゃんは、パパの作るマーボーが大好き。「なっちゃんガリガリするのお手伝いする〜」といって、山椒をすり鉢で砕くのを手伝ってくれます。
 とはいえ、辛いのは無理なので、肉味噌を作った段階で別鍋に移し、味噌としょうゆで辛くなく作るけど。これだと、いつもご飯をおかわりしてガツガツ食べている。また作ってあげるからね!!