最後の保護者会

 昨日は、保育園生活最後の保護者会があったので、仕事を夕方に無理矢理切り上げて出席してきた。
 議題は、卒園式の準備関係が主だったのだが、最後に、保育園生活を振り返ってひと言、みたいなのがあり、出席者ひとりひとりが発言。
 やっぱり0歳の時から6年間近くも子どもを預けているわけで、子どもたちにとって見れば保育園はまさに第二の家庭といったところ。お母さんたちからは、それぞれ印象的なコメントがあったが、「子どもが、お友だちみんな、家族だったらいいのに。」といっている、という話がでたあたりから何となくしんみりムードになり、涙ぐんでコメントに詰まってしまう人も。
 今からこれだもん。卒園式なんか、まともに過ごす自信ないなあ。以前、年上のクラスの卒園式に出ただけで泣きそうになったからなー。
 式で子供たちが歌う、「さよならぼくたちのほいくえん」というきれいな歌があるのだが、先生も、これを練習していると泣いてしまうそうだ。
 …って書いているだけでウルッと来そうになったぞ。やーめた。

天国への手紙

 週末にランドセルをもらいに実家に帰ったが、到着するとすぐになっちゃんは「クッキーと大じいちゃんをおがみに行こう」と、仏壇のある和室にパパの手を引っぱる。いい子だなあ、と思ってたのだが、昨日、普段納戸になっている部屋の窓際に何やら手紙があるのを発見した。

「クッキーへ。いつもてんごくでどうしてる?いつもてんごくであたしをみまもってくれてありがとう。クッキーだいすきだよ。ときどきねがいをかなえてくれてありがとう。なつきより」
 天国からクッキーが読めるように、というつもりで窓際に置いたらしい。何か泣けてきてしまったぞ。なんつーいい子なんでしょうねー。親が性悪なのが申し訳ない。

バレンタインデー

 バレンタインデーがパパにとってすっかり意味を失って早10年超であるが、毎週頼んでいるホームヘルパーのおばちゃんがなっちゃんアンパンマンのチョコを持ってきてくれた。なっちゃんは大喜び。今のところ彼女にとって、バレンタインとはチョコが食べられる日ということになっている。当然、本来の意味など教えるつもりは毛頭無いがな。
 さっそく、おばちゃんあてにお手紙を書いていた。
「おいしそうなチョコどうもありがとう。あんぱんまんのどきんちゃん、いちごあじだから、パパとけんかするかもね。パパはチョコレートよりいちごのほうがすきだから。なっちゃんもそうだよ。パパとなっちゃんは、このみがにてるからね。うふふ。でもままはいちごよりチョコレートがすきだからままはきっとチョコレートをたべるとおもうようふふ。なつきより。」