ボーン・アイデンティティ★★★★

 近日、第三作が劇場公開予定になっているシリーズものの第一作。TSUTAYAの旧作半額チケットが送られてきたので、借りてみたら、何だこれおもしろいじゃん!
 個人的に、主演のマット・デイモンの顔が好きじゃないので敬遠していた。だって、どう見たって彼のジミー大西顔は、アクション俳優には見えないじゃあありませんか。何か学生みたいな顔立ちで、凄みがないというか。でもまあ、見ているうちに、顔には慣れてきますので。
 何が良いかって、彼自身よりも脇を固める面々。ヒロインは、「ラン・ローラ・ラン」が印象深いドイツ人俳優フランカ・ポテンテ(何かうまそうな名前だな・・・)だし、悪役は一度見たら忘れないクリス・クーパー。スナイパー役も、何かどこかのイギリス映画で見たような気がする。アメリカが舞台のただの乱暴アクション映画ではなく、ヨーロッパという舞台と、ヨーロピアンの脇役が加わり、良い感じに洗練?されたというか。
 こりゃ続編も借りてみるしかないかな。でもやっぱり、彼はどうしてもCIAエージェントには見えない・・・