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久々に2人きり
日曜はオクサンが仕事のため深夜まで不在とあって、久々になっちゃんと2人きり。最近仕事が忙しく、長時間まともになっちゃんと向き合うのは何だか久しぶりである。今週はここのところかかりっきりだった仕事の正念場で、水曜から日曜まで出張となる。なっちゃんとはちょっとの間だが会えないので、パパのプレゼンスをアピールしておくにはちょうどいい機会だったかも。
低い雲が垂れ込める中、半ば無理矢理外出し、人気の無い公園で遊んだ。なっちゃんは相変わらずコロコロととびきり明るい笑いを振りまきながら、「パパ〜!ブランコのろう!」だの「『たかおに』のおにになって〜!」だの、「砂のおしろつくろう!」だの、まあ次から次へと遊ぶ遊ぶ。
親ばかなのは承知だが、娘の笑顔、実に眩しいんである。本当に。人の親なら誰でもそうだと思うけど、コイツを守るためならきっと命すら差し出すだろう。
いつの間にかすっかり大きくなったもので、公園の遊具が何だか少し小さく見えることに驚いた。
…しかし、なっちゃんに兄妹がいたらなあ!いつも保育園で同年齢の子と遊んでるとはいえ、やっぱり家での遊び相手が40が視野に入ったオヤジではかわいそうだよな。
公園からの帰り道、なっちゃんは自動販売機を見て、「うわぁ〜、もものジュースだ!おいしそうだなー。なっちゃんね、いつもほいくえんのかえりに、これ、じーっとみちゃうんだ。いつか、のんでみたいなあ。」なんて涙ぐましいことを言う。パパは、なんつーいい娘!ああ買ってあげたいな、と思いながらも、「本当だ。おいしそうだね。こんど、何かのごほうびに買ってあげるね」と応える。幸せのハードルをあまり上げすぎないために。日常のちょっとしたことに、幸せを感じられる子になって欲しいから。
特別に添い寝
晩御飯も、久々パパとふたりきり。なっちゃんの好物、なめこの味噌汁とカツオのたたき、それに「厚揚げと牛肉のオイスターソース炒め(?)」をでっち上げ、NHKの「ダーウィンが来た!」を見ながら仲良く食べましたとさ。デザートは、夕方保育園のお友だちがりんご狩りのお土産を届けてくれたので、採りたてアップル。
来年から小学生なので、10月1日を境に、遅ればせながらなっちゃんとの添い寝をやめた。でも、今日は2人きりだし、ちょっと寂しそうだったので、特別に添い寝した。…というか、実はこっちが寂しかったりして。
「パパ、いびきかかないでね。」そう言った30秒後には、すーすーという寝息が聞こえてきた。