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ラストスパート！

　夏休み明けから午前様続きでさすがに体が芯から疲れてきた。もう若くないんである。身が持たないので、今日は９時前にトンズラした。
　残念ながら自分はインターナショナルに飛び回るビジネスマンじゃないのだが、今回の仕事では相手がアメリカさんなこともあり、いろいろ文化の違いを感じている。相手にもよるのだろうが、ひと言でいうと「テキトーなのも悪くないじゃん！」ってとこかな。やっぱり日本人、ちょっと病的に細かすぎでないかい？根がいい加減な自分には、アチラさんの戸惑いも良くわかるんだなー。
　ともあれもうすぐ今回のプロジェクトの総決算につき、ラストスパートだ。

アサショーリュー問題

　やっぱり書かずにはおれんアサショーリュー問題。
　マスコミさんたちよ。
騒ぎすぎなんじゃおのれらー！！
　わたしゃはっきりいって朝青龍、はなから嫌いである。ただしそれはあくまで個人的にヤツの悪人ヅラが鼻につくからであって、アカの他人である彼の素行がどうだとかいう理由には因らない…、つーか興味ない。彼がモンゴルでサッカーしてる画をニュースで見た時には、あーあ、こりゃあマズくね？くらいには思ったけど、そんなにみんなでよってたかって袋叩きにするほどの悪行なのかね。
　アサショーリューの素行に問題ありとされてるのは皆知ってるわけだし、そういう彼に頼らざるを得ない現在の相撲界や、見るからに頭の悪そう…もとい固そうな重鎮にこそ問題があるんじゃないのかな。ワタクシ的には、この問題を彼の「自業自得」で処理する考えには断固反対する。
　それにしても、こういう問題が起こるたび、われらが大日本マスコミのバカ反応にはほとほと嫌気がさす。大の大人を捕まえて、「しつけがどうだ」とか「反省がどうだ」とか。他人の失敗をあげつらう小姑そのもの。あーマジでアホくせ。真顔でアサショーリューの悪口言ってる人たちって、さぞかし高潔な方々なんでしょうな。なんでこう、他人にカンペキを求めたがるのかね。
　彼の骨折がウソだろうが、今回の病気が本当なのか、そんなのはどうだっていいのである。そういう彼をカメラで追いかけて、「反省」を引き出そうとかいう、マスコミあるいは我々の性根が腐り切ってるのである。品性の問題なのである。
　こうして一人の人間をツブして消費し、ハゲタカの如く次のターゲットを探す。古舘サン、日本人の躾が劣化して…とかアホでも予測できるようなコメントばかり出してないで、自分たちのやってることを「いまこそ真剣に考える必要があります」。
　でも、こういうマスコミ報道ばかり見ていると、実は時々不安になる。こういう感想を持つ自分って、カナリ世間離れしているのではないか？日本中の人たちが、心底アサショーリューに「反省」を求めているのではないか？つーことは、ワタシハコノクニデハニンゲンシッカクナノデハナイカ？
　えーい、それでも構わん。モンゴル横綱アサショーリューよ。こうなったら意地でも復活して、その悪人面を再度みんなの前に晒し、ついでに優勝して、ふてぶてしさを見せつけてくれ！