ヘリ出張

okasurfer2007-02-01

島行き

 最近やたら忙しい。まあ、それだけ充実した毎日ということではあるが。
 月曜、仕事で某離島に行ってきた。ちょっとしたキャンペーンを仕掛けたので、マスコミ陣の引率役としてである。4時起きで羽田に向かい、島まで行き、そこからヘリに乗り換えて正に絶海の孤島へ。ちなみに、この島、知る人ぞ知る日本一小さい自治体である。
 そもそもおいらは高所恐怖症。観覧車なぞは鬼門中の鬼門である。ヘリに乗るのは初めてではないが、風が強く雨も降る中、ヤダナ〜とおもってたら案の定よく揺れました。第一ヘリって、音と振動がでかく、よく空中分解しないもんだと関心(?)する。同乗してたSさんは、撮影中に気持ち悪くなったとかでギブアップしてました。ご愁傷様…。企画自体はなかなかマスコミ受けもよく、テレビ・新聞ともにしっかり取り上げてくれたので、成果ありだった。

おてがみ

 そんなこんなで、最近夜になっちゃんと会えないことが多いのだが、そんなときなっちゃんは手紙を書いてくれることがあってとてもうれしい。
 先日も、「きょうはたくさんおしごとがあったでしょ?おつかれさま」とか、絵入りのお手紙。なんつーいい娘なんでしょーねー!

モモちゃんの真実

 最近こまめにお手紙を書いてくれるなっちゃんであるが、若干心当たりが無くはない。先日図書館で松谷みよ子氏の「ちいさいモモちゃん」シリーズを借りたところ、なっちゃんは夢中になって読んでいる。昔からある児童書だし、おもしろいんだろうなあ、と思い斜め読みしてみたらオドロイタ!何せ、ママのところに「死神」が来て、すんでのところでママが連れて行かれそうになったり、「パパがおきゃくさんに」なってしまったり、「たしかにパパが帰って来たと思ったらパパはいなくて、クツだけが帰ってきていた」とか、「なんでクツのためにごはんを作ったりお風呂を入れたりするのだろう」などなど、要するに松谷みよ子氏の、家庭環境を反映した小説になっていたのである。現に、松谷氏は離婚し、更にその後元夫は亡くなっているという。
 いやー、「モモちゃんシリーズ」恐るべし。児童文学の形を借りた私小説だったとはねえ・・・。でも、昔から人気のオハナシらしいが、個人的にはどうかと思うぞ。まあ、変に「子どもの目線で」書いたフリをした「子どもに媚びたオハナシ」は大抵つまらないものだ。でも、これはちとエグいなあ…。
 で、話は戻るが、ひょっとしてなっちゃんはこの本を読んで不安になり、パパが「お客さん」にならないよう、いっしょうけんめいお手紙を書いているのではなかろうか!?
 うがった見方かもしれないけど、少し心配になってしまった。
 明日はできるだけ、早く帰るからね!