okasurfer2006-12-27

 保育園に迎えに行くと、連絡票に「明日をもって、KくんとMちゃんが退園します」と書いてあった。え!明日!ずいぶん急な話でちょっとびっくりである。ふたりとも途中入園組で、せっかく仲良くなったのに残念なことだ。 
 帰り道、なっちゃんに「知ってる?」と訊くと「うん。なっちゃんそれをきいて泣いちゃったの。たいせつなおともだちなのに。」という。ほかのお友だちにも、話を聞いて泣いてしまった子がいるそうだ。そりゃあそうだよねえ。「それにAちゃんだって、かわいそうだよ。だって、AちゃんはMちゃんととってもなかよしだから、ほいくえんにくるといつもさいしょに『あそぼ』っていって、プリキュアごっことかなわとびとかしてあそんでるんだよ」。
 いつの間にか、お友だちのことを考えてあげられるようになっていたんだね。
 「なっちゃんはいい子だね」というと、「どうしてそれがいい子なの?」と不思議そうである。「お友だちのことを大切に考えられるというのは、とても大事なことなんだよ」と言うと、ふうん、と納得している様子。
 あと一年でいっしょに卒園なのに、残念だ。それぞれいろいろな事情があるので仕方ないけど。そういえば僕も、親の仕事の都合で幼稚園、小学校とも途中で転校している。
 すっかりおねえちゃんぽくなってきたなっちゃんを、ちょっとだっこしてやりたいと思ったのだけど、最近ひどく重たいのでやめておいた。