ハジメくんって??

恐竜博

 金曜夜中に先週末のことを持ち出すのも何だが、先週日曜に幕張で開催中(終了間近)の「世界の巨大恐竜博」に行って来た。
 子どもの頃、恐竜が大好きだったのだが、しばらく見ないうちに(?)恐竜界の常識もすっかり変わったのね。
 これがまた、とても見ごたえのある博覧会だった。あんなにたくさん、でかい骨格標本が並んでるなんてさ。何だか、メインディッシュばかり食べたような気分だったぞ。何だか勿体無く感じられてしまうくらいだ。特に、いちばんの売り物「スーパーサウルス」。…いや、度肝を抜かれました、マジで。もうなっちゃんそっちのけで夢中になってしまいましたとさ。

ハジメくん

 何で今さらこんな話題を持ち出したかというと、「ハジメくん」である。
 今日、キッチンで皿を洗ってると、なっちゃんが急に「ねえねえ、恐竜博の、ハジメくん、どうしたかな」と言うのだ。
 「ハジメくん」!?誰それ。何かそんなキャラクターいたっけ?
 それ誰?と聞くと、「迷子の、ハジメくんだよー!何かさ、『ナカヤマハジメくんが、まいごに、なっております』とか、言ってたじゃん!」だって!あー、あれね!帰りの駐車場で、迷子のアナウンスがあったっけ。そんなの覚えてんのかよ〜!!
 確かに、あの時、なっちゃんが不安そうに「迷子になったら、パパやママは一回おうちに帰るの?」とか言うので、「そんなわけないじゃん!ちゃんと探すから、自分のお名前を、近くの大人にきちんと伝えるんだよ!」とおはなししたっけ。きっと、迷子になった子がいる、ということ自体に何というかリアリティを感じてしまい、しっかり記憶に残っちゃったということなのかな。ハジメくんのパパとママも、一生懸命探したと思うから、大丈夫だよ。
 「きっとハジメくん、帰ってから、『キチンとママやパパについてこないとダメでしょ!』ってしかられて、えーん、って泣いちゃったんじゃない?」と言うと、「きっと泣かないよ。だって、ハジメくん8才だもん」だってさー!!
 もう少し、別のことにアタマを使いなさい。でも、記憶力抜群でうらやましいぞ。