歓迎会

お店やさんにトライ！

　今日は、保育園で、4月からの新入生の歓迎会があった。毎年この時期に恒例の行事で、なっちゃんもとっても楽しみにしていたのだ。
　まずは午前中、4歳の「そらグループ」と5歳の「かぜグループ」、つまり園の中で一番目と二番目のおにいちゃんおねえちゃんたちで、ちょっとしたランチを作る。そしてお昼になったら、皆で準備したランチを「お店やさん」形式で販売し、3歳以下のこどもたちのグループにお買い物をしてもらう、という趣向だ。
　昨年まではなっちゃんのグループは「お買い物」して食べる側だったのだが、今年からついに「作る側」に！親としてはこんなところにも子どもの成長を実感してしまうのだな。

メニューはサンドイッチ

　今年のメニューはというと…、ツナサンドイッチと、ハムチーズサンド、ジャムサンド、ゆでた人参&ブロッコリー、プチトマト、タコさんウインナー、デザートのオレンジの詰め合わせだ。
　とはいえ、園児全部プラス保護者プラス先生たちの分まで作るので、結構な作業量となる。それを全部子どもが用意するのは不可能。そんなわけで、作業は先生たちと子どもたち、そして親たちみんなの共同作業となる。
　なっちゃんはロールパンにマーガリンを塗りたくったり、ツナのボウルをかき混ぜたり。僕は巨大なボウルにうず高く積まれたオレンジを、8つ切りにして、食べやすいように皮に切れ目を入れる作業を担当した。子どもたちも、パパママが近くにいることもあり、楽しそうだ。でも、見てると、んんっ!?パパで手伝いをしてんのはワタシだけじゃんか。他はみなカメラ撮ったりする専門。うーむ、我が家ではパパがキッチンに立つのは至極当然なので、普通に作業してたんだけど…。

タコさんウインナー販売業

　さて、お昼までにはだいたい準備は終わり、いざ開店へ。なっちゃんたちのチームは、「タコさんウインナー」の販売担当。サンドイッチチーム、やさいチーム、ジュースチームなど、みなそれぞれチームごとに手作りのエプロンや帽子のコスチュームに身を包み、気分はすっかりお店やさんである。それにしてもみんなのコスチュームのかわいいこと！親ばかであるが、特になっちゃんたちの「タコさんウインナー」チームは、アタマにタコの帽子をかぶり、それはそれはめんこいのであるな〜。
　お昼になり、いよいよ開店！事前に購入したチケットを首にかけ、ちっちゃいこどもたちがパパママと一緒に買い物に来る。「いらっしゃいませ〜！！」と声を張り上げる子どもたち。なかなか、さまになってるぞ〜。みな大きくなったんだねえ。
　お店やさんが終わると、こどもたちはすっかり疲れた様子。無理もないよねえ。こんどは先生たちがお店やさんになり、子どもたちが買い物をする番だ。あとは食べるだけ。自分たちで作ったお昼ごはん、おいしかったよね！
　午後は、園庭に出て、新入生たちの紹介と、先生たちの寸劇。そのあと引き続き、ママたち主催のフリーマーケットも行われ、近所のひとたちものぞきに来ていた。天気予報はいまいちだったけど、天気もすっかり快晴で、気持ちの良い歓迎会だった。
　でも、来年は、いよいよ最後の歓迎会になるんだなあ。。