はじめての美容院
アイスクリームはイヤ!
日曜日、髪が伸びてきたので美容院に行こうと思ったのだが、なっちゃんと二人きりなので一人で行くわけにも行かない。だったらこの際、一緒にいくかぁ!ということで、はじめて美容院に連れて行くことにした。
何せ生まれてからこのかた、なっちゃんの髪はずっとパパが切ってきたのである。だけど最近だいぶ髪も多くなり(羨ましい…)、そろそろきれいに切るのが辛くなってきた。
というわけで、なっちゃんに「パパと一緒に美容院行ってみようか?」と持ちかけると、「アイスクリームにするのがイヤなの〜!!」と意味不明のリアクションが返ってきた。なにそれ??
事情聴取すると、どうやら以前、ママが美容院に行ったとき、二人でその美容院の前を通りかかったことを覚えていたらしい。ママ行きつけの美容院はビルの二階にあってガラス張りなのだが、僕らが覗いたとき、ちょうどママは頭にタオルを巻きつけられた状態でイスに座っていたのだ。そういえばソフトクリームみたいだよなあ…。
その姿が印象に残ったらしく、美容院=アタマがアイスクリーム、という図柄がなっちゃんにインプットされたようである。
やっぱり女の子だね
とはいえ、あれはタオルだよ、と説明し、「美容院ではやさしいお兄さんとお姉さんがなっちゃんをかわいくしてくれるんだよ〜」と言うと、すぐさま「じゃあ行く!」。
早速午後からの予約を入れ、午前中に日曜・月曜の夕食作り(面倒だからカレー)を済ませた。
美容院では、パパと隣り合わせに座り、シャンプー&カット。何か変な感じ…
恥ずかしがらずにできるかな、と思ったら、何と自分から、「あんまりみじかく切らないで、かわいくしてください(!)」なんてオーダーしてるのである。こりゃ驚き。道すがら冗談で言ったのだが、ホントに言うとは思わなかった。なっちゃんはディズニープリンセスが大好きなので、髪は長くしたいらしい。でもなっちゃんには悪いが、手入れが面倒なので美容師さんには後ろは短めにね、とそっとお願いした。
長い間じっとしていられるか少し心配だったのだけど、何のことはない、鏡を前にご満悦の様子。やっぱり、お姉さんたちが入れ替わり立ち代わりやってきて髪の毛を整えてくれるというのは、何かスペシャルな感じで気分がいいんだろうか。
終わってみたら、さすがにパパのギザギザヘアとはちがい、プロらしく仕上がった。「かわいいねえ!」と褒めると、もうニコニコ。やっぱり女の子なんだねえ。
しかし、遠目に見ると(3m以上に限る)、パパが切るのとそう変わらんではないか!?それに、アタマの面積が小さいのに3000円以上するのはちと高い。大人とほぼ同じじゃん!これだったら自分で切って、みんなで焼肉食べに行ったほうがいいかなあ。
なっちゃん、次回は、またパパの必殺オフロカットにさせてもらうからな!
それとも、もう切らせてくれないかな?