八百長

屁理屈

 最近なっちゃんは、なかなか弁が立つようになってきた。時に「論理的には合ってるけど、理屈がヘン(…でいいのかな)」な事を言うのだが、咄嗟に反論できない自分が悲しい。
 先に帰宅していた妻からの報告によると、食後に「自分のお皿を片付けなさい」と言ったら、「はーい」と応じたあとで、「こどもがいるおとなって、いいよねぇ。おてつだいしてもらえるんだもん」とヌカシたそうである。お前な〜。アナタのおかげでこちらが割いている労力と、教育上課している形ばかりの「お手伝い」を比べたらどんなに…などというのはよすとしよう。キミのおかげで、幸せもいっぱいもらってるからね。

勝負師

 最近なっちゃんはすっかり「UNO」にはまっている。先日うちに遊びに来たMちゃんのパパが、MちゃんはUNOが大好きで、時にパパを負かすという話をしていたのを聞いて、ナルホド頭の体操になるかなと思い試してみたのだが、予想外に気に入ったようだ。なんでもMちゃんは「人生ゲーム」もできるので、ゲームでの金勘定を通じて(下品な表現だな)、足し算らしきものもできるようになってるらしい。恐るべし4才児。。。
 で、ウチに帰ったら、金太郎のような髪型をしたなっちゃん(昨日パパがカットに失敗したため)とママが、2人でUNOで対戦していたので思わず吹き出してしまった。パパもスーツのまま参戦する。
 ところがである。カードを配り終えたなっちゃんが、席順を変えたいと言い出した。何だか様子がおかしいぞと思ってると、どうもカードを配ってる最中に、最強の「ワイルド・ドロー・フォー」カードが自分でないところに行ったのが見えたらしく、それを使いたいと思ったらしい。ずるいぞ〜!
 さらに、ママによると、2人で対戦してた時、家事をしてる間にカードを配っておくよう頼んだら、何故かなっちゃんの持ち札に、「ワイルド・ドロー・フォー」が3枚も入ってたとのこと。なっちゃんズルしたでしょ!と言うと、そ知らぬ顔で「してないよ〜」と言ったらしい。
 でも、寝かしつけている時に「ねえママ、なっちゃんもうズルしないから、あしたもUNOしよう」と白状したそうな。どうしてなかなか、したたかである。いつの間にか、ズル賢くなったものよのう…。
 頭の体操もいいが、あんましゲームばかり覚えさせると、そのうち親を騙すようになりそうなので、ほどほどにしとこうと思ったのであった…。