何たる不覚!
怒りのクリスマスケーキ
クリスマスディナーも前夜にスタンバイし、あとは皆でケーキ作り!と思っていたら、イブの日の朝、ひどい悪寒と関節痛ならびに胃痛が…。それも半端でない。
もしやと思い熱を測ると、げげー、38度!
まじかよー、である。この間風邪ひいたばかりなのだが、抵抗力が落ちてんのかな。わりと丈夫なほうだと思ってるのだが。しかも休みの日に風邪ひくところがサラリーマンである。おまけに今回は胃に来てるらしく、気持ち悪くて飯が食えん…
というわけで、クリスマスイブは完全にダウンして寝込んでしまった。
どうも我々夫婦は、付き合ってる当時からクリスマスには縁がない。まあ、「キリシタン」ではないので別にいいのだが、僕が遠隔地に赴任していたり、オクサンがスリランカに出張してたり、北海道と東京で離れ離れで暮らしていたり、オクサンがつわりでメシが食えなかったり、といった具合だ。今度は僕の風邪という不名誉な記録が追加された格好である。台無し〜!
したがって、皆で一緒にケーキ作ろうという野望はあっけなく砕かれた…のだが、材料は買い揃えてあったので、オクサンはぶうぶう言いながらケーキを作った模様(当方寝込んでいたため詳細不明。但し時々わめき声やら怒鳴り声が聞こえていたような気が…)。
夕刻、フラフラしながら起きていくと、すでにケーキ(らしきもの?)は完成していたのだが、いきなり「一人でケーキをつくるのがいかに大変なことであるか」「何ゆえ自分はケーキ作りに向いていないか」「砂糖と小麦粉を間違えて一緒にふるいにかけてしまったのは道具が悪いからだ」など諸説を聞かされる羽目になり、熱が0.5度くらい上昇することとなった。
胃がキモチワルイので、当然ながらグラタンやチキンなどの濃い〜ものは食すにあたわず、「シャンメリー」を開けることもなく、うまそうに食事をほおばる2人を、梅干をかじりながらただ恨めしげに眺めるのみであった…。そんなわけで、写真もおざなり。
ちなみに、ケーキであるが、本日食べてみたところ、諸般の事情により内部に小麦粉がそのまま残留したりしていたものの、味はなかなか美味であった。
「怒りのクリスマスケーキ」、そう悪くないじゃん。