マヌケ男
本日夜、バルコニーに設置してあるエアコンの室外機にアタマをぶつけた。
一体何でそんなことになったのか?
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今日は保育園のお迎えはオクサンなのだが、最近いつも出がけになっちゃんに「早く帰ってきてねー!!」と言われるので、仕事を早めに切り上げて家路を急いでいるとオクサンから携帯に極秘指令が。曰く「インゲンとしょう油買ってきて!」
わかったと答えると、電話になっちゃんが出てきて、「いまどこにいるの?」と訊いてくる。「電車に乗るとこだよ」と答えると、ちょうど駅のアナウンスで、「元町中華街行きがまいりまーす」。なっちゃんは何故か大喜びで、「ほんとだー!でんしゃの音がするー!」。いつの間にか、駅のアナウンスのことを知っていた。
で、駅について、駅前スーパーでしょう油とインゲン、それとなっちゃんへのおみやげにいちごのヨーグルトをゲットして自転車で走っていると、フト視線の隅に大きな月が横切った気がした。しかも、受け月というのか、よくイラストとかで出てくる、内側に人がちょこんと座れるような形の月だ。
へえ、と思ってそのまま走っていたのだけど、何だかやっぱり月をはっきりと見たくなって、何度もそちらの方角を見たが、ビルやマンションが邪魔してよく見えない。
そのうち自宅マンションに到着してしまったのだが、やっぱり気になって、自転車をしまってからまた外に出て探してみた。でも、月の位置が低いので、うまく見ることができない。
しょう油を片手にうろつくのもバカみたいだな、と思い直し、3階の自宅に帰った。なっちゃんただいま!
でも、あの月がどうしても気になる。オクサンに、月見た?と尋ねると、あー、三日月みたいなヤツね、とのこと。無頓着な彼女が覚えてるくらいだから、やっぱり綺麗なんだろうな。よし、バルコニーから見てみよう。
…というわけで、バルコニーに出て、南の方角を見ると、何となく空が明るい。でもマンションの別の棟がじゃまで、見えない。くそー、と思い、ジャンプした。
いてっ!!
バルコニーの上部に吊るしてあるエアコンの室外機に、アタマが激突。
以上、まじめに読んでくれた方、申し訳ありません。オチはありません。