父親冥利に尽きますね

シッターさんのお迎えです

 両親とも帰宅が遅いのが確実だったので、本日はベビーシッターさんのお迎えである。思いのほか早く帰宅でき、寝る前のなっちゃんに会うことができた。なっちゃんは僕を見ると、「パパー!」と飛びついてきた。さすがにここ一週間、べったり面倒みてるからね。ちょっと優越感である。
 シッターさんの「訪問報告書」を読むと、「…シチュー、ふりかけごはん両方おかわり。『パパの作ったシチューはおいしいの!』とうれしそうにもりもり食べています。」だって。嬉しいじゃありませんか。こんなので良かったら、いつでも作ったげるからね!

映画じゃありませんが…(隠れた名作)

 話は変わるが、先日のオペラ座の怪人に続き、現在軽度の「音楽アタマぐるぐる状態」に陥っている。原因は、昨日見たNHKのアニメ、「雪の女王」。毎週日曜、午後7:30から放送している。
 そんなの知らん、と言うなかれ、これがなかなかの名作なのだ。もとは子どもに見せていたのだが、すっかり自分がファンになってしまった。
 話は、アンデルセンの原作なのだが、一話完結のエピソード形式になっており、主人公が町から町へと旅をしながら、いろいろな人に出会っていく。まあ、僕の好きな「銀河鉄道999」形式ですね。
 このアニメ、何が良いかって、いまどき珍しく人の優しさとか、勇気とか、夢とかをストレートに描いているのだ。このあたりも「999」っぽいですな。作りも古風で、登場人物がアツイし、突然劇画風の静止画が挿入されたりして味がある。恥ずかしい話だが、毎回必ず一回はウルウルしてしまうのだ(単なる老化現象ですかね)。
 近年のアニメって、よくは知らないけど、やたら主人公が戦ってばかりいる気がする。ドラゴンボール、みたいなやつ。昔のような、ハイジとか、フランダースの犬とか、ラスカルとか、母を訪ねて三千里とか、巨人の星とか、ド根性ガエルとか、天才パカボンとか、秘密のアッコちゃんとか、未来少年コナンとか、オバQとか、忍者ハットリくん…みたいなのって、絶滅したのだろうか(例が古すぎですかね)。
 というわけで、来週の「雪の女王」は、「マッチ売りの少女」である。予告見ただけで泣いてしまった。是非一度、見てみて下さい。