正統派晩ゴハン(揚げ出し豆腐、あさりの酒蒸しほか)

 こってりの昼食ですっかり胃が重くなったのと、夏バテ気味なので、ごく普通の晩ご飯が食べたい、ということで皆の意見が一致。別にどうということはないのだが、「しょうが焼き」「揚げ出し豆腐」「あさりの酒蒸し」「大根の味噌汁」というメニューに決定。味噌汁以外は僕が作るのである。オクサンは、アシスタントですな。ほれ、ねぎをみじん切りにしなさい。
 どれも簡単な定番メニューだが、手を掛けずにおいしくできるので貴重である。
まず、しょうが焼きのコツですが

  • 酒・しょうゆ少々・しょうがで下味をつけた肉は、強火で少し焦げ目が付くくらいに焼き付ける。
  • 絡めるタレには、しょうゆ、酒、みりん、砂糖少々、しょうがを混ぜるほか、水を入れる。水を入れないと、タレを強火で絡めるときに味が濃くなりすぎる。
  • ちなみに、好き好きでにんにくをすりおろして入れてもいい。でも、にんにくを加えると、おいしいけど何だかおんなじ味になってしまうんだよな。

つぎに酒蒸し。コレは超簡単。

  • 砂抜きしたあさりを直接器に入れ、酒、しょうゆ、バターのほか、みじん切りのねぎ、しょうが、にんにく、鷹のつめを適量加える。そしてここでも水を入れる。
  • ちなみに酒の代わりにワインを入れ、ねぎとしょうがをやめると、洋風になる。
  • 器にラップをかけ、レンジ「強」で一分半加熱。取り出して混ぜて、また一分半ほど加熱。貝が程よく全部開いたらそれだけで完成。でもあまり加熱しすぎると、せっかくのあさりが縮みます。

さいごに揚げ出し豆腐。

  • 水切りした豆腐を程よい大きさに切り、片栗粉をまんべんなくまぶす。
  • しょうゆ、酒、みりん、出汁を煮て、たれを作る。僕はいつも最後になめこを加える。
  • たくさんの油で揚げるのは面倒なので、フライパンに少し多めに油をしき、加熱したら豆腐を入れて、こまめに面を変えながら全面(6面)に火を通す。面倒なら4面くらいでもいいかも。
  • タレをかけて、ネギと大根おろしを乗せたら、七味を振ってどうぞ。

どれも、一人暮らし時代からの定番メニューだ。
 残念ながら、なっちゃんは、揚げだし豆腐はまだあまり好きでない様子でした。まだまだお子ちゃまですな(当たり前か)。
 しかし、良く考えると、僕の作るゴハンって、居酒屋のツマミ系が多い感じがするなあ…