子どもがかわいい!と思う時

 帰宅してシャワーを浴びてたら、浴室の隅に、子供用の小さいプラスチックの人形たちが全部で6〜7人、きれーいにつなげて並べられているのを発見。一生けんめいならべているなっちゃんの姿を思い浮かべ、思わず胸きゅん状態になってしまった。ううむ、かわいい。
 子どもが、大人には無意味に思えることを一生懸命やっている姿って、とても可愛く感じるのだ。とくに、何かに夢中になってる背中が、好きである。
 お絵かきが好きななっちゃんは、お友達の書いてくれた絵も大好き。この前は、保育園で一つ年上のおねえちゃんが書いてくれた絵が気に入ったらしく、一週間くらい、毎日寝る前にその絵をにぎりしめてベッドに持って行き、一緒に寝ていた。最後はもう、くしゃくしゃになっていたけど。こういうのって、たまらなくかわいい。
 それからなっちゃんはとても寂しがりである。保育園でサヨナラするときは、いまだにめそめそしてしまう。そんな彼女は、僕が出かけるとき、「握手しよう〜!」と言う。それで「あくしゅーでバイバイバイ。」と節をつけて言いながら握手しないと、安心して別れられないようだ。あとは、「手つなごう!」が口ぐせ。それと、「ぎゅ〜しよう!」。これはギューッと抱きしめること。時々、めんどくせーなー、と思うこともあるが、そのうちオトーサンと口をきいてくれなくなるかもしれないので、今のうちにしっかり付き合っておこう。
 明日起きたら、まず「ぎゅー」するとしよう。