海好き

演歌ではありませんが

 ブログのタイトルでもあるが、海が好きである。というか、定期的に海を見ないと、精神的にリラックスできない。
 もとをたどれば、産まれてから5歳まで、新潟の海の近くに住んでいた。海好きは、その頃に刷り込まれたのかもしれない。よく夕方にオヤジと2人で浜辺を散歩したが、散歩しながら「我は海の子」とかを歌うオヤジの背中が子供心に印象的だった。
 その思い出が強力だったせいか、東京に引っ越してから訳あって小4の時に書いた詩のタイトルが、「にいがたの海」。今思うと演歌みたいなタイトルだな。
 当時、景品の王貞治のサイン入り「シャーボ」(シャープペンとボールペンが一体になったヤツ)につられ、旺文社の「小4時代」という学習雑誌を定期購読していた。その雑誌のコーナーに、詩の投稿欄があり、試しに思い出の『にいがたの海』のことを書いた詩を出してみたところ、掲載されてしまったのだ。景品は、キーホルダーとロケット鉛筆(芯がなくなったら後ろに差し込むと、新しい芯が出てくる代物)というしょぼいものだったな。

人生も変える海!

 そんなこんなで、海には思い入れがあったが、見ているだけでは飽き足らなくなり、学生時代にはウインドサーフィンに没頭した。あまりに熱中しすぎて、留年までしてしまったくらいだ。
 就職活動では、「小4時代」に詩を掲載された縁のある旺文社を受験、内定をもらった。結局入らなかったけど。ちなみに、今のオクサンに出会ったのは旺文社の就職活動中である。最初の頃のデートはもちろん海中心。カネも無かったし。当時はオクサンもかわいらしく、わざわざ逗子のウインドサーフィンスクールに僕に内緒で行き、ウインドの練習をしてみたこともあるらしい。
 しかしその後、彼女は海嫌いであることが判明!「風がヤダ」とか「砂がキライ」とかナメタことを言っている。騙された・・・
 という訳で、共働きパパは、ひとりで海を見に行くのであった。