そんなに"謝罪"が好きか??

 梅雨らしいじめじめ天気で不快なのである。
 そんでもって、不快さをいっそう増幅してるのが、最近のテレビなのである。
 ここんとこ忙しいのであまりテレビを見る時間もないのだが、そもそも点けてもすぐに不愉快になって消してしまう。
  あのな〜、いつから日本人ってこんなに人にアタマを下げさせるのが好きになったんだ!?
 毎日テレビを点けると、「謝罪」のオンパレード。新聞の見出しも、「謝罪した」とか「謝罪せず」とかばっかり。アタマを下げる人たちと、同時に浴びせられるフラッシュの放列。「どう責任取るんですか」「謝罪の言葉は」しか訊けないアホ記者たち。マイクを向けると、「街の声」と称して、もっともらしい「テレビ向け」コメントを吐く人たち。BGMで粉飾されたニュースショー。マスコミ界のことは棚に上げて、もっともらしいことをのたまう自称「キャスター」たち。これはもう、一種の社会病理だね。

 もう少し、日本人って寛大な民族じゃあなかったっけ?人の悪口を言う前に、自分をかえりみる謙虚さを持ち合わせてなかったっけ?何でも人のせいにして文句を言う前に、まず自分でできることをするのが美徳じゃあなかったっけ?
 今日、今までまともに見たことのない「報道ステーション」をたまたまみて、村上ファンドに投資してた福井総裁に対する古館氏のバカコメント聞いてたら暗澹たる気分になった。古館サンは、プロレス中継かF1中継やってれば良かったのよホント。そしたらずっと光ってたのにね。
 NHKが民営化したら、見られるニュースが無くなるのではないかと半分本気で心配している。最近はNHKも民放かぶれして、キャスターが要らんコメントをするようになったのは残念だけど。
 頼むから、余計な評価は下さず、淡々と事実を伝えるだけの新聞やニュースを作ってくれ〜!
 あー胸くそわるい。